僕のブログ「nagapiblog」の大きなテーマの一つが、
『正しい体の使い方』です。
なぜなら
正しく使えていない人が肩こりになり、
腰痛で苦しんでいるからです。
むしろ日常生活でも
良かれと思ってやっていることが、
使い方が間違っていれば
気づかないうちにただただ繰り返し負担をかけ続けてしまうだけで、
自分から「壊しにいっている」のと同じになってしまいます
その結果が肩こりや腰痛の原因にもなっています。
ですが今回の記事では
もっと広い範囲の大切なことを話させてください。
目次
肩こりや腰痛を治すための
大切な要素ランキング
一生使う自分の体の正しい使い方を知らないままただただ負担をかけ続けて、自分で原因もわからないまま肩こりや腰痛を抱えて消耗していくなんてむなしすぎますよね??
そうならないためにも、
体にとって大切なことの優先順位を知りましょう!
『正しい体の使い方』は2位
肩こりや腰痛を治すうえでの大切な要素
をあえてランキングにしてみると、
『正しい体の使い方』というのは、
2位です。
これには後ほどちゃんとした理由を伝えます。
『姿勢』は4位
そして記事タイトルのキーワードでもある、
『姿勢』
は残念ながら4位です。
今回はその1位を紹介するとともに、
この順位付けを理解することの重要性を是非知って欲しいと思います。
肩こりや腰痛から卒業するために、
死ぬまで健康に生きるために、
最高に楽しい感覚で生きるために
本当に一番大切なことなので。
そして自分自身である『人間』を理解することにもつながります。
肩こりや腰痛を治すための
大切な要素【1位】
肩こりや腰痛、
慢性痛やその他病気などにも関わっている、
健康をむしばむ原因になっている1位は、
【動かしているかいないか】
です。
1位以下を順に発表します。
2位:正しく動かせているか
3位:座っているか座っていないか
4位:動かせていない時の姿勢はどうか
先ほど伝えたように、
体を正しく使えているかは2位で、
姿勢は4位になっています。
姿勢はもちろん大切ですが
それは4番目の大切で、
まるで姿勢が全てみたいに言う人もいますが、
それより大切なものが上に3つも存在します。
姿勢よりも大切なこと
「姿勢が大切!」
というのはちゃんと説明すると、
まず動くことが人間は大前提で、だけど動かし方を間違えれば痛めたり壊しちゃう。
どうしても動けなくてしかもずっと座っているなら、
その時は《「姿勢が大切!」》です。
逆に言えば座っている時点で体にとってかなり状況は悪く、
本来は座っていても動かすことは忘れてはいけないのです。
一番の大前提は「人間は動かすように設定されている」
これを知らないといけないし、絶対に忘れてはいけないのです。
なので
【動かしているかいないか】
は堂々1位。
パソコンに向かって1日座っているなら、
どれだけ下半身を動かしながらできるか、
上半身は最低でも15分ごとに動かせているか。
動かせないなら、
動かせていない時間の《「姿勢が大切!」》です。
だから姿勢よりも上にまず動かす事、
そして正しく動かす事、座らない事が優先なのです。
いくら正しい姿勢だってそれが長時間続き動かさなければ体には大打撃です。
Q:「立っていればいいの?」
と思うかもしれませんが、
A:座っているよりは全然良いです。
立っている方が、
「体を動かせない縛りがゆるい。」
さらにS字カーブになっている背骨に対する負担も座っているより少ないです。
座っている状況って立っている時よりも動かせない状況が多いですよね。
立っている時って、股関節も肩周囲も比較的動かせます。
今日の痛みは今日にあらず
もしあなたが今日肩こりや腰痛に初めてなったなら、
原因は今日にありません。
肩こりや腰痛になるための準備を何時間、何日、何ヶ月、何年と着々と進めてきた成果が今日ようやく花咲いたわけです。
もしあなたが今日重い荷物を持ってぎっくり腰になったなら、
それはただのきっかけで、最後の引き金を引いただけです。
【動かしていない時間】
で体を硬くし負担をかけ続け
【動かしている時間】
でどれだけ間違った使い方で負担をかけていたか。
痛める瞬間とは、
今までの積み重ねと、
その瞬間の姿勢や動かし方の合計
で起こります。
動いていない時間が寿命を縮める
上述した通り、人間はもともと動かすように設計されています。
「血流」です。
動かして初めて血液は流れ、動かさなければ滞ります。
血液が循環しないと人間は生きることはできません。
飛行機の座りっぱなしで起こる
エコノミークラス症候群(肺血栓塞栓症:はいけっせんそくせんしょう)。
これは座りっぱなしで、
コーヒーに入れた砂糖が底に溜まるように、
下半身で血流が滞り、やがて血栓(けっせん)という血の固まりができて、
それが肺などの細い血管に詰まり、
最悪死に至るものです。
このようにはっきりした症状が起こればみなさん大問題だと自覚しますが、
「それと同じ過程のリスク」を特にデスクワークの方は毎日気づかずに当たり前に過ごしています。
つまり別に飛行機だけでなく、
動いていなければ誰にでも起こります。
実際に症状が出れば大事に思いますが、
長時間パソコンに座っているのも、
長距離運転するのも全く変わりありません。
エコノミークラス症候群に至らなくても、
動かなければ血液の循環は悪くなり、
コレステロール値は高まり、動脈硬化やその他の病気のきっかけになります。
もちろん肩こりや腰痛もこの過程の一つな訳です。
座っている時間が続けば続くほど、あなたの寿命は短くなっていきます。
肩こりや腰痛になるために費やしている時間
一度ページのスクロールを止めて考えてみてください。
あなたの24時間はどのような構成になっていますか?
朝起きてから寝るまでの1日をイメージで早送りして振り返ってみてください。
朝起きてから家を出るまで、
家から職場まで、職場で、
職場から帰るまで、
家に帰ってから寝るまで。
車、電車、職場、お風呂、トイレ、食事、、、
1日で、
動いたり、止まっていたり、立ったり、歩いたり、座ったり。
睡眠時間を8時間としたら、
24時間から睡眠時間を引いた
16時間のうち、
体を動かしているのはどれだけでしょうか??
その動いている時間を16時間から引いた数字が、
あなたが動いていない時間です。
その動いていない時間、
立っていますか?
座っていますか?
どのような姿勢になっていますか?
椅子に座ることが当たり前の、
人間的ではない世の中
今の時代、ほとんどの人が1日をイスに座って過ごします。
これが当たり前に思うかもしれませんが、
人間にとっては大問題です。
子供が座っていて、
そわそわして手足をバタバタ動かし始めるのは体の中から感じる「動かさないとダメだよ!」という信号を素直に感じている証拠。
そこをだまっていい子に動かないというのは、黙々と真面目に自分自身の健康を壊しにいっているのと同じです。
じっとさせられれば嫌がります。
それは、体そのものの声であり、
細胞一つ一つの意思です。
つまり、
ピシっと椅子に座ってじっとしているのを良かれと思って強制している先生や指導者や親は、
残念ながら結果的に子供の将来の健康を無視して悪い方向へと習慣づけてしまっているわけです。
「落ち着きがない」という真逆の、
悪魔の言葉を添えて。
スマホを買った時に、すぐに電話やネットが使えるのと同じように、
もともと人間は生まれた時点でDNAに体の使い方を設定されて生まれてきます。
それなのに、大人が早い段階から間違ったデータを上書きしてしまっているというわけです。
例えば、
- 目や鼻、口が顔のどの辺の位置になるかとか、
- どうやって呼吸するとか、
- どうやって食べたものを消化し吸収するとか。
- ハイハイして立ち上がって、歩く。
- 嬉しい、悲しい。人を好きになる。
そわそわ、もじもじ。姿勢よりも
「動く人」が生き延びる。
いまだに強い集団心理。
そして洗脳された教育。
会社の会議や学校の集会や授業で、
もぞもぞしている人は変な人で、
動かずじっとしている人が正しい人。
この間違いが時代として変わってこなければいけません。
理想は、
「あの人全然体動かしてないけど、よくないな。」
ってなるくらいに動かすことの重要性が平均知識になるのが理想です。
デスクワークも座っているのが当たり前という意識を、ごっそり変える必要があります。
大規模なアップデートになるけど、いたってシンプル。
コーヒーの底に溜まった砂糖はかき混ぜないと戻りません。
人間は、この下に溜まった血液が酸素や栄養を運び、
老廃物を持って行ってくれるので超重要です。
人間の血液って、体重の約7〜8%
5リットル前後の血液が「循環」しています。
息しないで酸素吸わないと僕ら人間は死にますよね?
人間て、細胞の集まりでできてますが、
細胞に酸素が行き渡らずに老廃物が回収されなければ、細胞は生きていけません。
体の至るところで息ができていない場所が出てくるんです。
まとめ
最後に大きくまとめると、
- 体を動かさない時間を、動かす時間に変えましょう
- 動かすときは正しく動かしましょう
- 座る時間を減らしましょう
- 座っている時でも動かしましょう
- 動かせない時は姿勢を正しましょう
「とにかく姿勢が大切。」みたいなのは、
その時点でまだ、
動くことは悪くて、そわそわの感覚を押し殺すことを大前提にした世界から抜け出せていない人たちです。
会社の会議や学校の集会や授業などの
「動かない選手権」的な風景も今後変わってくるといいですよね^^
僕のブログでは、
- 動かしていない時間を動かす時間に変える方法
- 「どうしても動けない時間」に部分ごとにでも動かす方法、
- 動かせる時に正しく動かす方法
今後もチェックしてみてください^^
そしてさらにこちらの記事には、
正しい動きと正しくない動きの例が紹介してあるので是非読んでみてください!!
ありがとうございました^^